クラブの指導方針

クラブの指導方針

クラブの指導は本クラブのメソッドに沿って行います。

このメソッドは短期的に選手を育成する事よりも長期的に成長を続ける事ができる選手の育成を趣旨に考えたものです。HPバナーの育成メソッドから内容を確認して下さい。

また、15p前後で冊子にした物もありますので必要であればお送りしますのでクラブの方向性や育成の方法を理解したうえでの体験をお薦めします。

尚、ブログ内ではメソッドを活かした子供達の成長を助ける方法や実例をアップしていますので参考にしてみて下さい。

体験・入会

体験・入会

体験は1ヶ月(毎週土曜日、4回)を行い双方が納得した場合入会となります。

お互いが納得した状態で入会となります。
どちらかが合意できない場合は、お断りする場合もあります。
お断りする場合には丁寧に理由を説明します。

練習場所・料金

練習場所・料金
  1. 練習場所は公共の施設を使用しますので毎回施設の状況を確認しHPにアップします。 
    各自が確認し、練習時間厳守で集合をお願いします。
  2. 料金は月単位とし、好きなコースを選択して下さい。
    例えば試合時期はサブスク的に行い受験、定期試験などの時は週1回の様な使い方ができます。連絡は必ず前月に行って下さい。細かい部分はクラス、料金を参考にして下さい。

退会・休会

退会・級会を希望する場合は連絡を下さい。連絡の無い場合は会費の請求をします。

最後に

最後に

私が陸上競技を始めたのは中学1年生で陸上部に入部してからです。

昭和47年当時、浦安中学校は千葉県下ナンバー1の駅伝強豪校でした。
駅伝部に入部するつもりで陸上部に入部したのですが当時の駅伝部は野球、サッカー、テニス、剣道等の部活動が終了した後下校時間後にそれぞれの部の長距離走に自信のある選手を選抜した部活動選抜合同チームといった形をとっていました。

陸上部はほんわかと活動する。そんな部活です。

間違えたと思いましたが私は陸上部の練習が終了したあと、駅伝部の練習に参加する形で活動していましたが、6月頃陸上部の顧問に呼び出され陸上部(短距離)に専念するため駅伝部を退部する様に言われました。
また、退部の手続きは陸上部と駅伝部の顧問間ですでに終了しており、私は無理矢理陸上部(短距離)に専念する形となります。

私は1年生でしたが陸上部の中では一番速い存在でした。
しかし所詮、ほんわか活動の部で1位あるいはNo1です。たかがしれています。

陸上競技が他の部活動と違う点は県レベルまでは、100mと1500mは1年生の部と共通(2,3年生)に分かれているため1年生から速い選手は県大会には出場できます。
ほんわか陸上部ですから当然1年生時に県大会の経験はありません。中学2年生時に大きな転機が来ます。

ほんわかながら真面目に練習した成果が出て2年生時には、千葉県通信陸上大会2年100m5位 千葉県総合体育大会共通100m8位と結果が出ます。

この結果が出た事によりその年の千葉県合同合宿に召喚されることになりました。大きく視野が広がったこれが第一の転機になります。

最後に_2

もう一つの転機は陸上部が幽霊部活動になった事です。

私が2年生の夏休み明け3年が引退し、2年生以下の部員が練習に来なくなりました。顧問も進路指導等があるためか練習に来ません。練習は私一人になります。

ここで私は陸上部の練習に参加しなくなります。
これはサボるためではなくより良い環境があるのならば下校時間を気にしながら学校で練習するよりも場所を変えた方が良いと考えたからです。

また、合宿で仲良くなった他校(強豪校)へ押しかけて練習に参加させてもらったり土、日曜日は他校の選手に連絡し天台の総合運動場のサブトラックで練習もしました。

強くなりたい、速くなりたいという目的もうまれたため参考書、雑誌を読み自分で練習スケジュールを工夫もしました。
中学2年生当時、脈拍数、立幅跳、睡眠時間、食事などのデータを数値化し自分のコンデションを管理する。こんな事もしています。

結果中学3年時に100m11,2(全国ランキング2位)
800mリレー千葉県チーム 1,33,2(当時中学記録)を出します。

上手く表現できないのですが中学2年生から3年生にかけて私は陸上部員ではなく陸上オタクになっていたのだと思います。

最後に_3

楽しい、おもしろいは全ての目的、活動の種です。ですから他人から見ると苦しい練習をしている選手も本人はそうでもない。

陸上競技が好きになる、そうでなければ指導者はあくまでもサポーター。こう考えます。

 

試合で勝ちたいから、楽しく運動したい。
只、見ている事が好き。この様な目的もあって良いと思います。例えばですが、中学校の教員は部活動の指導は仕事ではありません。

しかし、地域や学校の特性などから嫌々顧問をやらされる。この様な事もあります。指導で悩んでいる素人の先生方。一緒にやりませんか。指導法を見につけたい。こんな目的も有りです。

次に大切な事は土台作りであると考えます。

具体的に言えば、人間性を土台と考えるならば競技会の成績が家と思って下さい。
素晴らしい成績(家)を納めても人間性(土台)が弱ければ誘惑に負け、天狗になり素晴らしい成績を継続して続ける事はできません。

そして陸上選手としての時間は人生というプラットホームで考えればほんの一部にすぎません。競技としては挫折した経験をしても人間性(土台)がしっかりしていれば将来、来るかもしれない困難で簡単に自分自身が崩壊する事もありません。

私は競技会での成績よりも人間性(土台)作りを優先する指導を行います。