エネルギーと感情の関係

解説

上図は感情とエネルギーの関係性がどの様なパフォーマンス効果を出せるかを説明したものです。

①②③の段階では成功のピラミッドの法則性には当てはまりません。
④の葛藤の域での決断で成功域(線)、失敗域(- – -線)が決定します。

ポイント

前にも記載したとおり葛藤域では目的の共有が不可欠です。指導者の目的が「より強い選手」に対し子供側が「楽しみながら活動したい」では葛藤域には入りません。強引な指導は選手を潰しかねないので注意して下さい。

また、葛藤域から集中域へ移行するためには精神的ポテンシャルの高さが不可欠です。無理に指導するのではなく選手本人にどうすべきかを決めさせる事がより最善の方法と考えます。もし、この場面で選手が脱落する様であってもしかたがないと考えます。

前項にも書きましたが、明らかに見極め「あきらめる」を選択します。もし、戻ってくる様であれば戻れる場所を確保する事が賢明な判断です。

 

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成功のピラミッド