当クラブのメソッドについて

主練習後の補強運動

このメソッドについて

当クラブのメソッド、ベイサイドアスレチックシステム(松尾メソッド)は、
世間的には常識と思われる事やマニュアルの真逆とも思える事を提案する事も多くあります。
世間的に邪道と思えるこの方法を提案する理由はこの方法で私は多くの結果を残す事ができたからです。

これはこの方法が画期的に優れた方法というわけではありませんが、
一人一人に一番合った方法を考え、自分で判断する力を身につける一番有効な方法であると考えています。
指導者は、その方法を指示し本人がより良い結果を出すサポートをする。これが、松尾式というメソッドです。

学校や大学で勉強し、教えられた事が社会に出て通用しない。こんな事を経験した事はありませんか。私も沢山ありました。
では、学校などで教えてもらった事は全て嘘で無駄な事だったのでしょうか。それも違うと思います。

勉強して来た知識は、応用し、活用することで活かされます。しかし、その方法がよく解っていないのではないでしょうか。

松尾メソッド(松尾式)とは選手個々が自立し、さらには自律した一個の存在として成熟していく手助けをする方法です。
自律した人間であれば放っておいても強くなり,結果を残します。
また陸上競技を競技者として続けられる時間は恵まれた選手でも10年程度でしょう。

人生は長く,むしろ陸上競技者を退いた後の方が本番と考えています。私はこの本番と考える残りの人生において陸上競技者として活動した時間が有意義に使われる事を目的としています。

ですからこのメソッドの答えが出るまでには多少時間が必要になるかもしれません。目先の目標での結果では答えが出せませんが、辛抱強く一緒に若い子供達の成長を見届けましょう。

松尾メソッド

それでは松尾式について具体的なお話に移ります。

このメソッドは、選手個々にあわせた
決まった考え方、手順があります。

私はこの決められた考え方に基づいて決められた手順で指導を行います。

決められた考え方は「成功のピラミッド」という考え方が基本となっています。

この考え方の元となっているのは、アメリカのスポーツ心理学者であるジム・レイヤー著「メンタルタフネスとレーニン」を参考に自分の経験をミックスして考え出した法則です。私はこの法則に沿って指導のあり方を決めます。

そして手順は選手個々、時にはもっと大きな組織であったり,保育の現場で親御さんが育児に関わる悩みなどの改善にも活用してきました。

手順は「観る」(みる)、「練る」(ねる)、「行う」、「続ける」といった一連の指導を新しい課題、新しい状況になる度に行い、そこで得た経験を新たに引き出しとして自力をつけて行くといった方法です。

では、もう少し具体的で細かいお話にいくことにしましょう。先ずは手順について。

 

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